アナベルのドライフラワーを使ったナチュラルリースの作り方

こんにちは、キープランツの野口です!

クリスマスの飾りと言えば、派手なツリーやイルミネーションが定番ですが、ナチュラルな雰囲気のリースも人気がありますよね。

リースの作り方は多種多様で、つるをリング状に編む、松ぼっくりを連結する、その他にもいろいろとあります。

今回ご紹介するのは、アジサイの仲間である「アナベル」のドライフラワーを使った、ちょっと珍しい作り方です。

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 定番を外したオリジナルのリースを作りたい
  • アナベルのドライフラワーを素材として使いたい
  • クリスマス以外でも飾れるリースが欲しい

アナベルのリースは、発泡スチロール製の土台にドライフラワーのアナベルをボンドで貼り付けていくやり方です。

アナベルは白い花で他の花材と合わせやすいため、更なるアレンジにも向いています。素材を変えれば、洋風のお正月飾りやサマーリースなど、クリスマス以外の季節でも楽しめますよ。

それでは、どうぞ!

リース作りの材料と道具

リース作りの材料と道具
リース作りの材料と道具

アナベルリースの材料

材料一覧

用意するのは、以下の材料です。

  • 発泡スチロール製の土台
  • アナベルのドライフラワー
  • マスキングテープ
  • 麻紐

以下お好みで

  • リボン
  • 他のドライフラワーや飾り等

発泡スチロール製の土台

今回は手芸用品店で販売されているものを用意しました。リースの形をしていて、お手軽なドライフラワーを張り付けるベースとなります。

アナベルのドライフラワー

メインとなる花材です。私は庭で育てたものをドライに加工しておきました。色味は変わりますが、普通のアジサイでも同じように使えます。

量の目安として、花房の直径と作れるリースの直径が大体同じくらいになります。

マスキングテープ

何に使うのかと言うと、発泡スチロールに巻き付けて、ボンドの接着性を高めるために用います。

発泡スチロールには、テープ無しでも一応ボンドが着くのですが、接着力は弱くなります。

麻紐

壁に掛ける際の固定用の紐です。ナチュラルな見た目で麻紐にしてみました。紙紐やビニール紐でも大丈夫です

リボン

リボンがあるとおしゃれ度がワンランクアップします。無くても良いです。

他のドライフラワー等

季節感や作りたいイメージに合わせて組み合わせてみてください。写真に映っているのは、庭で採ってドライフラワーにしたナンテンと、剪定のお仕事の際にお客様から頂いたユーカリ・ポポラスの枝です。

リース作りの道具

道具一覧

用意するのは、以下の道具です。

  • 木工用ボンド
  • ハサミ
  • ピンセット

木工用ボンド

ドライフラワーの固定に使います。今回は速乾タイプを選びました。グルーガンや他の接着剤でも多分大丈夫だと思います。

ハサミ

花材や紐を切るのに使います。

ピンセット

細かい素材を掴む際にあると便利です。

アナベルのリースを作ってみよう

リースの製作手順

それでは、製作の流れを見ていきましょう。

マスキングテープをぐるぐる巻く
マスキングテープをぐるぐる巻く

土台にマスキングテープを巻き付ける

まずは、下準備です。ボンドが良く張り付くようにマスキングテープを隙間なく巻いていきます。曲面に張るのでどうしてもシワになりますが、隠れるので特に問題はありません。

固定用の麻紐を結ぶ
固定用の麻紐を結ぶ

吊り下げ用の紐をつける

紐の取り付けは後回しにすると大変なので、先に仕込んでおくと良いです。

結び方は自由ですが、植木屋らしくロープワークで使う本結びにしてみました。

アナベルの花房をカットして小分けにする
アナベルの花房をカットして小分けにする

ドライのアナベルを切り分ける

花房を切り分け、1本に装飾花が5~10個程ついた状態にします。

小さく分けすぎない方が、アナベルらしいエアリーな仕上がりになります。

花材を張り付けていく
花材を張り付けていく

花材を土台に張り付ける

軸にボンドをつけて土台に貼っていきます。

なお、写真では大きい花材であるユーカリを最初に固定しています。流れを意識して、花材の向きを揃えるのがポイントです(写真では時計周り)。

赤い実を追加
赤い実を追加

お好みでアクセントとなる花材を追加する

ナンテンの赤い実を散らしてみました。あれば、ドライのセンニチコウやスターチス、カスミソウ等も良いと思います。

花材を一通りつけたら、一晩おいてボンドを乾燥させます。

リボンをつけて完成!
リボンをつけて完成!

リボンをつけて完成!

花材がしっかり固定できたら、お好みでリボンを取り付けます。今回は透明感のあるオーガンジーリボンにしてみました。

製作のポイント

以上、ドライフラワーのアナベルを使ったリース作りについてご紹介しました。今回のポイントをまとめると以下の通りです。

POINT

  • マスキングテープでボンドの接着力を高める
  • 「ふんわりエアリー感」でアナベルの持ち味を生かす
  • 枝の流れを意識して花材の向きを揃える
  • ボンドが乾くまでリースを動かさない

お庭で育てた花が作品に生まれ変わるのって面白いですよ。アナベルを育てている方、もしご興味があれば作ってみてください。

今日のキープラント

アメリカノリノキ’アナベル

アメリカノリノキ 'アナベル'
アメリカノリノキ 'アナベル'

アジサイ科アジサイ属の落葉樹で、ブッシュ状に育つ低木です。

’アナベル’はアメリカノリノキの園芸品種で、白い花弁に見えるのは装飾花です。咲き始めは緑色で、満開時には純白となり、その後は淡い緑色に変化します。最近は品種改良が進み、ピンク花や花房の大きなジャンボ系の品種も流通しています。従来のアジサイとは異なり、当年枝に花が咲くことから、剪定が簡単なのも人気の理由です。

栽培テクニックとしては、剪定の強弱で花の大きさをコントロールでき、冬に地際で強く切ると翌年に大きな花が咲き、弱い剪定だと花房が小さくなる代わりに花数が増えます。

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